ニュージーランドは島国であるため、検疫検査はとても厳しいです。
でも、日本だって同じ島国だけど、大して厳しくないけど??
そうなんですよね。
ウソついたらあかんで~
ニュージーランドの検疫検査は何故厳しいのか?
ニュージーランドの北島、南島およびスチュアート島は太古から大陸から切り離され孤立したため独特の生態系が形成された。 とりわけ、コウモリ類、クジラ類以外の哺乳類を全く欠いていたことは特筆すべきであり、そのため、通常なら陸生哺乳類が担うべきニッチを鳥類が埋める形で適応放散し、すでに絶滅した巨鳥モアをはじめ、キーウィやフクロウオウム、タカヘなど飛べない鳥による生態系が発達した。
人類の到来以降(特にヨーロッパ系白人移民の入植以降)は、持ち込まれた哺乳類動物(イヌ、ネコ、ネズミ、シカなど)によってこうした生態系が大きく撹乱された。現在では、生物の持込には厳しい制限を敷く保護政策がとられている。
簡単に言いますと、ニュージーランドの動植物は独自の生態系が発達しており、それらを保護するため国外からの動植物持ち込みを禁止しているということです。
この検疫検査は、ニュージーランドへ入国する旅行者全てに平等に行われます。
ニュージーランドのオークランド空港の検疫検査
ニュージーランドのオークランド空港で、イヤな気分になった入国審査を終えて、厳しいことで有名な検疫検査に向かいます。
イヤな気分になった入国審査の詳細は下記をご覧ください。
検疫検査に並ぶためのレーンは、かなり長く設けられてありました。
きっと一人一人に時間がかかるため、列が長くなるからでしょう。
あまりにも長くて、だけど、そこに人が並んでいるわけではなかったので、どこが検疫検査場なのかわからなかったぐらい(^^ゞ
スーツケースをゴロゴロ転がしながら、ようやく列の最後尾と思われるところまでたどり着きました。
そして、ふとニュージーランド航空の機内で飲んでたペットボトルがあることを思い出しました。半分ぐらいは残ってました。
ニュージーランド航空の様子は下記をご覧ください。
念の為近くにいた係員らしき人に、ペットボトルをお見せしたら、やっぱり申告有の方に並ぶように指示されました(´;ω;`)
そういえば、ニュージーランド航空の機内でも、降機する際のアナウンスで、機内で出された食品は全て置いていってくださいとありましたし、あちこちにゴミ箱を見かけてたのに、何で処分しなかったんだぁ~~と嘆いても後の祭りです。
怖いけど、正直に検疫検査を受けることにしました。
ここでは全荷物をX線機器に通すのですが、周囲には麻薬犬もいたりして、ちょっと怖かったです。
普段、私は大の犬好きなので、犬の姿を見たら、自然と笑顔になるのですが、このときはそんな気になりませんでした。
X線機器の前で、まず係員に入国カードを提示するのですが、そのときに何か持ってないか質問されます。
そして、係員の目は鋭いです。
何か持ってる?
このお水だけです。(ペットボトルのお水を見せる)
他には? (目がキラリと鋭くなる)
何もないです。
ここで係員が何か言いかけましたが、(多分、ほんとか?と言おうとしてたと思います)
お水だけ。
私が「お水だけ」と自分から進んで言ったら、頷いて書類にハンコを押してくれました。
これでようやく検査に進めました。
きっとこの会話をしてる間に、何かウソをついてないのかチェックしてるのかな~という感じです。
ニュージーランドでは、特有の環境を守るため、持ち込みが禁止もしくは制限されている物品があります。検疫上、何らかのリスクに関連するものはすべて、自主的に申告しなければなりません。主に注意が必要なのは、食品、植物、動物製品、アウトドアレジャー・スポーツ用品などです。
手荷物は探知犬やエックス線検査機などで調べます。リスクにつながる物品がないか、荷物を開けて係員の検査を受けるよう指示されることもあります。
罰金や没収などの事態を避けるためにも、持ち込み禁止・制限について事前に把握しておきましょう。持ち込み禁止・制限と申告義務についてはニュージーランド第一次産業省のウェブサイトを参照してください。ニュージーランド政府観光局公式ウェブサイトより
ということで、きっちり申告をしてダメと言われたら、その場で処分し、ウソをつくことのないようにしましょう。
厳しいけれど、正直に申告をして問題がなければ許可してもらえます。
日本からのお土産等を持ち込む場合は、未開封のお菓子等は問題がないそうです。
皆さん、ゴルフバックやら、サーフボードやら、色んな物をX線機器に通しておられました。
ようやく晴れて自由の身になったら、ドワーフ像が迎えてくれます(^^)
応援してもらえると泣いて喜びます。
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