バスは30分ぐらいで、市の中心部にあるヘルシンキ中央駅横に到着。
まず、駅の中にあるRキオスキ(日本のコンビニ)に行って、デイチケットを購入しました。
デイチケットとは、トラム・地下鉄・バス・フェリーに使えるチケットで、1から7日券の7種類があります。
他にもシングルチケット(買ってから1時間が期限)、ヘルシンキカード(各乗り物が乗り放題で博物館等が無料となるカード)があります。
旅行前に色々調べた結果、旅行者はデイチケットが一番お得で使い勝手がいいようでした。私は3日分を購入しこれで16ユーロ。
ヘルシンキはトラムがとても発達していて市民の足となっています。全部で9路線あり街の隅々まで行けるようになっています。時間も日本と同じように正確でした。乗り降りするときはいちいちチケットやカードを掲示する必要はありません。デイチケットは最初の1回だけカードリーダーに通す必要があります。乗り方も簡単で各駅停車ですし路線せえ間違えなければ目的の駅までたどり着けますよ。
地下鉄は1路線しかありません。しかも改札がなくて切符がなくてもホームに行けてしまいます。これには驚きでした。日本だと地下鉄でも私鉄でもとにかく電車に乗るため改札を通らないといけないので、ICカードをかざすピッピッという音があちこちでしているのに、ここでは静かなものでした。
あと、地下に降りる時のエスカレーターがとても深くて長く、そして超高速ですので少し怖いぐらいです。最初長いエスカレーターを写真に収めたくて用意をしてたのですが、下手なことをしてこけてケガでもしたら大変なので写真撮影はやめました。できれば、下から上の写真撮影をお勧めします。上りならまだ怖さもマシですよ。
トラムも地下鉄もチケット等を示さなくても乗車できるというのは、フィンランドの人たちが他人を疑わず信用するという心を皆さん持ち合わせているからなのかと思いました。
人の気持ちというのは、以心伝心するものです。信用されているから裏切れないという気持ちが働いて、無賃乗車など悪いことをする人がいなくなるという図式が出来上がっても不思議ではないですよね。
チケットも用意できたし、ようやくお世話になるホテルへ向かうことにしました。
ホテルはヘルシンキ中央駅からトラムで2駅目にあります。
歩いて行けないわけではありませんが、ヨーロッパの石畳の道をスーツケースを引っ張って歩くのは最初からハードでしたし、それよりもトラムに乗ってみたいというわけで、トラム乗り場へまず行きました。
事前に予習していた光景が目の前に広がっていて、嬉しくてキョロキョロしまくりでした(笑)
ドキドキしながら初トラム乗車!!
車内では、次の駅名がフィンランド語とスウェーデン語で表示されますが、チンプンカンプンでした。でも何となく英語読みというかローマ字読みで、自分の中だけですが解読できますので、路線図と照らし合わせて駅をチェックしていました。例え乗り過ごしたとしても、地下を通っているわけでもなく、普通の一般道に線路がありますので、一駅なら余裕で歩いて戻れる距離です。戦々恐々にならなくても大丈夫です。
応援よろしくお願いします。
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