3月のマカオは霧に注意。帰国時トラブルに見舞われる マカオ旅行記vol.16

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⑥一筋縄ではいかない帰国

空港には2時間前に到着していればいいんでしょうけど、どんくさい私はそれよりも早くホテルを出発。
フライトは10時30分ですが、ホテルを出たのは7時15分ぐらいでした。
ホテル前の亜馬喇前地から来たときと同じように、MT1またはMT2のバスに乗り込みます。
とても多くの人で混雑していて、スーツケースが邪魔で心苦しかったです。でも遠慮していては飛行機に乗れないので、そこはガンガン進みました。
亜馬喇前地は大きなターミナルですので、行き先別にAからFのエリアに乗り場が分かれているので、わかりやすいです。
空港行きはEのエリアから出発しますのでお間違えないようになさってください。
また、ここでもバスの停車渋滞が起きますので、乗りたいバスが来たら停車する場所を見届けて追っかけていかないと、乗り遅れる事態になりかねません。私も右に行ったり左に行ったりして、こっけいな動きをしてしまいました(汗)

約30分ぐらいでマカオ空港に到着。バスはマカオ空港を一度通り過ぎて別のバス停まで行き、またマカオ空港に戻ってくるという変なルートになっています。乗り過ごしたわけではないので安心しましょう。

バスは1階に着きますが、出発フロアーは2階です。
ここではチェックインの前にセキュリティチェックがあって、今までと勝手が違うので少し驚きました。
またウェブチェックインの機械も一応はあったのですが、あまり推していないのかして情報が少なかったので利用しませんでした。
セキュリティチェックをパスしたら、マカオ航空のカウンターがズラーっと並んでいますので、手続きをします。
私が行ったときはやはり早かったようで、まだ関空行きのカウンターは開いてませんでしたが、チェックインしてもいいと言われたので列に並びました。結構な時間並びましたので早目に到着していてよかったです。

出国してからは、免税店が少しと両替所、もう一つ上の階にレストランやカフェが3店舗ほどあるぐらいで、あまり時間を潰せるような場所はありません。一応、フリーWi-Fiもあるにはありましたが、ほとんど接続できませんでしたので期待なさらない方がいいと思います。

一人だからこそ感じられた他人の優しさ

カフェでお茶を飲んでから最後のお土産を探したりして、ようやく搭乗時間が近づいてきたのでゲート付近に行きました。
マカオ空港では大体が沖止めになっています。
今回も例外ではなくバスに乗って飛行機まで乗りに行きました。
席に着いてベルトも締めドアも閉まって、いつでも離陸できる状態なのに出発する気配がない。すると機長から「エンジントラブルのためこの飛行機は飛ばせないから降りてください」というアナウンスがありました(英語でしたので私の拙いヒアリングと後から聞いた話を総合しています)。
とりあえず従うしかないので、降りて歩いて行くと途中でTRANSIT BOARDING PASSと書かれた物を渡され、マカオ航空のトランジットカウンターに着きました。

結局のところ同じ便に乗る予定だった方々の話をまとめてみると、マカオ空港周辺の霧がひどく、出発を調整している途中で飛行機のエンジントラブルが発覚したらしい、ということでした。
確かに窓の外は今までに見たことのないような霧で少し先にある誘導灯すら見えなくなってきていて、まるで墨絵の中にいるような気分。
もう出国はしているので空港の外に出ることもできず、仕方なくベンチに座って色んな方とお話しをして時間を潰すしか手段はありませんでした。
時間を潰すことにも疲れ、周囲の疲労感がピークになりかけたとき、マカオ航空の方から、「エンジントラブルの調整が完了した。霧はそのままだけど、機長と管制塔のゴーサインが出たので、また飛行機に戻って」とアナウンス。そこからは走って飛行機に乗りようやく離陸となりました。
終8時間遅れという結末です。
よくよく調べてみると3月は霧が多く発生する時期らしいです。
だから飛行機のチケットも安かったのかな・・・と思いました。

最後の最後で大変なトラブルに見舞われましたが、時間を一緒に潰した人たちとは連絡先を交換し新たな出会いにつながりました。何より他人の優しさに触れることができ貴重な体験をしたと思います。
一人で不安だったけど、逆に一人だったからこそ、心にしみた他人の優しさ。
私も困ってる人がいたら、率先して手助けができるような人に成長したいと思えた旅行でした。

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