北から南へ縦断して媽閣廟まで行く マカオ旅行記vol.15

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⑤マカオ北から南へ縦断

中心部を通っている新馬路と交差する南灣大馬路を南へ歩いてみました。
しばらくすると急に視界が開けて、左手側に南灣湖が見えてきます。
穏やかでのんびりした雰囲気でした。
この辺は高級住宅街になっており、高台には確かに豪華な家が建っていました。
何でも私が泊まっているホテルオーナーの、スタンレー・ホーさんのお屋敷もこの辺にあるそうです。
湖のほとりにはベンチが点在してあって、休憩しもって歩くことができますので、ランチやデザートを買ってきてここで食べるのも気持ちいいと思います。
あまり観光客もおらず、たまにランニングをしている人とすれ違うぐらい。
車やバスもそんなに多く走っているわけではないので、ほんとに時間がゆっくり流れていきました。
道なりにずっと歩いて行くとマカオという名前の由来になったといわれている媽閣廟に行くことができます。
大体、媽閣廟までは観光バスや路線バス等で行くことが多いですが、時間があればこうやって歩いて行くのもいつもと違った時間を過ごせていいですよ。
ただ、私がゆっくり休憩しながら歩いて行って2時間ぐらいかかってました。ですので体力に自信のない方はお気をつけください。途中バス停もありましたので、適当なところまでバスで行ってから歩くというのもアリだと思います。
あと、途中から目印になるようなお店もなくなってしまうので、自分がどの辺りを歩いているのかわからなくなり、少々不安な場面に出くわすこともありますが、道なりに歩いていけばまた目印になるような建物も現れてきますので安心してください。
セナド広場の賑やかな世界から、大通りを挟んで少し歩いたら静かな世界が広がっていて、マカオってほんとに魅力的なところだと感じずにはいられないです。

媽閣廟まで来ると、さすがに人もお店も多くなります。
何と媽閣廟前にある売店では、日本円が使えるようになっていてビックリしました。
媽閣廟を見学した後は、河邊新街を中心部へまた歩いて戻ることしました。
途中、ガイドブックで見た歴史のある住宅群というところに行ってみたかったので立ち寄ったのですが、全く人がいなくてお店なのか住宅なのかわからない建物が並んでいるだけの通りを抜けていかねばならず怖かったのであきらめました。
何となく勘で変だなと感じたので、もし行かれるようでしたら、充分にお気をつけてください。
ここまで来てこの先真っすぐ行っても観光名所等はありませんが、もう少し西に向かって歩けば世界遺産巡りをすることができます。
私は前回の旅行で世界遺産を制覇したので、今回は路線バスに乗って半島側へ行ってこの日は終わりました。

 


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