台湾に行ったとき『東方のベニス』と言われる風光明媚な街に行ってきました。
ガイドブックによりますと、台湾一美しいサンセットが眺められるということで楽しみにしてたのですが、生憎この日は曇り空で、サンセットは無理でしたが、ちょっと懐かしい感じのする縁日のようなゲーム屋さんがあって子供の頃を思い出したり、のんびりと河沿いをお散歩してきました。
ここでは、淡水までの「間違えた」行き方や、雰囲気などをお伝えします。
のんびりいい雰囲気やったで(*^▽^*)
台湾の淡水とは?
淡水区は台湾新北市の市轄区。近代には清朝の条約港として台湾を代表する港町でもあった。
台湾島最北部、淡水河の河口北側に位置し、北は三芝区,南は關渡及び台北市北投区と接し、西は台湾海峡に面する。東は淡水河を隔てて八里区である。
風光明媚な土地として知られ台湾八景の一つに数えられ「東方のベニス」と称され、現在でも淡水河の落日は台北地区を代表する風景となっている。
台北地区の代表ということですから、さぞかし夕陽がキレイなんでしょうね。
場所
Googlemapで見ますと以下のところになります。
(赤で囲まれた地区)
行き方 MRTで簡単に行けるハズ・・・行き先を間違えないで!
台湾の淡水への行き方ですが、最寄り駅はMRT淡水信義線の淡水駅になります。
この淡水駅は終点なので、簡単カンタン楽に行けるわ~♪ と思ってたんですが!
またおっちょこちょいが炸裂しました(笑)
淡水信義線に乗って、下記画像の電車の中にあるアナウンスを眺めてましたら、『終』という字があるんです。
台湾語はわかりませんが、漢字から察するに最終駅を指してるのだというのは予想がつきました。
でも『北投駅』が最終??
いやいや、路線図を見ても淡水駅が最終の駅になっている・・・
どういうこっちゃ?
考えてるうちに、その『北投駅』に到着してしまい、乗客は皆さん降りて行かれましたので、私もホームに降り立ちました。
そして、ホームにあった路線図をよく見てみますと、今まで乗ってきた駅名はハッキリした黒で書かれてあるのに、これから先はグレーになっているのです。
え、なに? これから先行かれへんの??
と、そこへキレイな一人のお姉さんが通りかかったので、訪ねてみました。
そしたら、お姉さんは、これまたキレイな指で、向かい側ホームを指すのです。
あ、よう見たら北投より先、淡水って書いてる~
お姉さんにお礼を行って、向かい側ホームへ行くべく歩いてましたら、ちゃんと淡水への矢印も書かれてありました(^^)
そして、電車を乗り継いで無事に淡水駅に到着しました\(^o^)/
レンガ造りの可愛い駅舎です。
きっとMRTの案内には『北投行き』って書いてあったと思うんです。
くれぐれも『淡水行き』に乗るようにしてくださいネヽ(゚∀゚)ノ
どんなところ?
淡水駅を出ましたら、周辺地図があったので、この番号順に歩けばいいか、なんて思ってましたが、そううまくはいくはずもなく適当に歩いてみました(笑)
色んなお店がある
淡水駅から少し歩けば、目の前には淡水河が広がってました。
皆さん、お散歩したりほんわかムード。
淡水河の反対側は、色んなお店が軒を連ねていました。
飲食店から、金魚すくいも。
お風呂用のイスがあるのが、何とも風情があっていいですね!
色んなお店がある中、私が一番気になったのが、この縁日のようなゲームのお店です。
子供の頃、こんなようなお店で遊んだなぁととても懐かしかったですね(^^)
そして、海にも近い淡水なので、海産物が豊富。
シーフードレストランも何軒かありました。
こちらは、河沿いにあるカフェ。
ソファー席もあって気持ちよさそうでした。
天気がよかったら寝れそう(^^)
私もちょっと休憩したいなとお店を覗いてみましたが、どこも満席のようでした。
この辺はこういうお洒落なカフェが続いてましたので、根気よく探せばどこか開いてる席はあったかも(^^ゞ
夜は夜でライトアップされてキレイでしょうし、治安もいい台湾なので、次回は夜に来てみたいなと思いました。
途中で、一本河側から中の道に行きましたら、淡水老街という通りになってます。
台湾ならではのバイクだらけの風景が広がってました。
歩道はあるのですが、まあまあ狭かったので、用心しながら歩きましょう。
馬偕(マカイ)先生の功績
台湾の淡水には『馬偕先生』というカナダ出身の医者であり宣教師の功績が多数残されています。
1871年にカナダ長老派教会ミッションとして台湾へ移住し、翌年より淡水鎮を中心にキリスト教の宣教を始めた。そして1880年までの間に淡水・五股・苗栗・台北・基隆 ・新竹などに二十以上の教会を設立した。その後も宜蘭、花蓮などの台湾原住民の居住地へ赴き、台湾北部を積極的に布教を行った。台湾南部を同様に医療宣教をしたジェームズ・マックスウェル師(James Laidlaw Maxwell、中国語名:馬雅各)と共に、台湾基督長老教会の生みの親。
教会だけでなく、学校や病院なども作られたそうです。
その馬偕先生の名前をとった『馬偕街』という一画にやってきました。
奥に見えてるのは、馬偕先生の銅像です。
『馬偕街』とは別のところですが、このような像もありました。
こちらの建物は現在、記念館として保存されてるそうです。
当時は診療所だったとか。
続きまして、淡水教会。
駅舎と同じでこちらもレンガ造りで可愛いです。
フェリーで向こう岸まで渡れる
台湾の淡水では、淡水河を渡るフェリーがあって、向こう岸まで渡れるようになってました。
私はあまり時間がなかったので、今回は見学だけでしたが、旅先では普段乗ることのできないフェリーに乗るのが好きなので次はチャレンジしたいです。
淡水から2方向に行けるみたいです。
悠遊カードも使えるそうです。
これは楽でいい(*´∀`*)
乗るフェリーはこんな感じ。
フェリー乗り場は何カ所かあるようで、ある所は行列になってました。
行き先によって違うのか、フェリーの運行会社が違うのか、よくわかりませんでした。
まとめ
台湾の淡水は、台北市内からMRTで気軽に行ける街です。
観光客も多いのですが、現地の方は犬の散歩に来られてたりとほのぼのしたいいところでした。
色んなお店もあって、馬偕先生の功績にも触れられるし、今度はもっと時間をかけて観光してみたいです。
シーフードのお店も美味しそうでしたので、グルメも楽しみたいですね(^^)
乗る電車間違えたらあかんで~(*^▽^*)
舞ちゃんみたいに迷子になるなら、
応援してもらえると泣いて喜びます。
コメント