5度目の台湾となる今回の旅で、メインの目的は台中市にある「彩虹眷村」へ行くことでした。
何度となくインスタやガイドブックで見て知ってはいたのですが、台北市から少し離れてるので、いつも時間がなくて断念していたのです。
ですが、今回は「彩虹眷村」をメインに行くように考えてたので、余裕を持って行くことができました(*^-^*)
自分の目で、可愛い「彩虹眷村」を見学できて、とっても大満足\(^o^)/
実際にこのカラフルで可愛い村を描かれたおじいちゃんもいらっしゃいましたよ~
ここでは台湾「彩虹眷村」への行き方を、詳しく解説します。
これ読んで行ったらバッチリやで(*^▽^*)
台湾「彩虹眷村」 とは
「彩虹」は中国語で「虹」のこと。この場所を直訳すれば、「虹の村」になりますね。なぜ「虹」なのか。ここに絵を描き始めたのは、「黄じいさん(黄伯伯)」こと黄永阜さん。すでに90歳を超えた黄じいさんは、香港九龍出身。若いころ、国民党軍に志願し、台湾へとやってきました。高雄、屏東で暮らした後、台中の春安社区の眷村に落ち着きました。眷村は、そこに住む人々が平等、助け合いの精神で暮らす独特の文化があります。独身で年老いた老兵が多く、住宅も決して立派ではなく、若い人は、この眷村を嫌い、外の世界へと出て行きました。黄じいさんの暮らす眷村も同じく、住む人も減り、現在では3家族(うち、1家族のみ複数人、黄じいさんともう一人は一人暮らし)になり、台中市の再開発区になり、まもなく取り壊されるという運命でした。
そんな再開発計画の話がでていた2008年のある日、黄じいさんは、突然、ペンキで家の前の灰色のコンクリート壁に絵を描き始めたのです。なぜ描いたの?と聞くと、「退屈だったから。」と答える黄じいさん。絵を描くことを習ったわけでもないので、思いついた絵柄をそのまま描き続けていったそうです。人物、水牛、小鳥に飛行機、はたまたそのころ台北の動物園へやってきたパンダの「圑圑」と「圓圓」も。絵のほかにはおめでたい言葉や風刺も。台北ナビより
住所・場所
住所:408台中市南屯區春安路56巷25號
Googlemapで見ますと以下のところになります。
「彩虹眷村」へは新幹線で行くのが便利
台湾「彩虹眷村」は、台中市にあり、台北市から少し離れています。
タクシーやバスなどでもアクセス可能ですが、一般的には新幹線を利用することが多いようです。
私も新幹線を利用して行ってきました。
ですが、これが私にとってはとても難関で困りました。
といいますのも、新幹線が2種類あるので、下調べしてるとどっちがどっちだかわからなくなってきたんです。
ですので、私のような困惑者が一人でも減るように、行き方を下記にまとめ、さらにレポしてきました。
下調べの段階で、もう行くのん諦めたぁ~とならないで欲しいのです。
ご自分の目で、「彩虹眷村」をご覧いただきたい(^^)
そして、新幹線を降りたら、路線バスで移動しなくてはいけません。
いつも、海外のバスは敷居が高くて、ううぅっとなってしまうのですが、優しい台湾の方に助けていただけて行くことができました(*^-^*)
具体的なアクセスは以下の通りです。
①台北駅→高鐵(HSR)新幹線で台中駅まで移動
②高鐵(HSR)新幹線の台中駅→台鐵(TRA)の新鳥日駅まで移動
③台鐵(TRA)の新鳥日駅→路線バスで「彩虹眷村」まで移動
台北駅→高鐵(HSR)新幹線で台中駅まで移動
台北駅には『高鐵』と『台鐵』がある
では、台湾「彩虹眷村」への行き方ですが、何はともあれ台北駅まで行きましょう。
最初の難関は、高鐵(HSR)新幹線のチケットを買うことです。
でも! 心配しないでください。
ちゃんと写真を撮ってきましたので、この通りにされたら間違えなく買えますよ ( ̄^ ̄)ドヤサッ
さきほどもお伝えしましたが、私が最初にややこしいと思ったのが、台北駅には『高鐵』と『台鐵』という2つの新幹線があることです。
しかも台北駅が広くて入り口も数カ所あるし、何が何だか・・・・
ですが、台北駅は広いけれど、有難いことに四角い造りで、複雑に入り組んだりしていないので、意外にわかりやすかったです。
5回目の台湾やけど、まだまだ知らんこと多いな・・・
台北駅にあった構内図を撮ってきました。
中心にあるダイヤ柄のところは、多目的スペースになってまして、色んなイベントが開催される空間になってます。
実際の雰囲気はこんな感じ。
ちゃんと床がダイヤ柄になってますね(^^)
このダイヤ柄に立って、周囲を見回すと、大きく『臺北車駅』とあるのが見てとれます。
思わず記念写真を撮りたくなりますね(笑)
そして、この『臺北車駅』の下を見ますと、チケットの自販機があります。
あ、ここでチケット買える~~と近づいてみたら。
『台鐵』とあるんです!
あっ、こっちではない・・・。
私が買いたいのは『高鐵』!!
『台鐵』でも、台中市まで行けますが、「彩虹眷村」からは離れてしまいます。
同じ台中駅でも、これらの距離はまあまああります。
ちなみに自販機の並びは、有人カウンターになってます。
違うとわかれば、さっさとくるりと踵を返して、真逆に向かいました。
すると、今度はさっきとは違った感じの自販機がある・・・。
よく見ますと『高鐵』の文字がありました!
(((o(*゚▽゚*)o))) 今度こそ台中までのチケットが買える~
『高鐵』のチケットの買い方
- 自販機のオレンジ色のところをタッチ
- 自由席か指定席かを選びます。
もちろん漢字からして、上が自由席で真ん中が指定席。スイマセン一番下はわかりません。 - 真ん中の指定席を選びますと、次の画面では、片道か往復かを選びます。
上が片道、下が往復です。 - 乗る駅を選びます。
ちなみにですが、桃園とあるので、空港からでも行けそうですね☆
ここでは台北を選択。 - 次は下りる駅を選びます。
ここでは台中を選択。 - 必要人数を選びます。
- すると乗車可能な新幹線の一覧が、ズラズラッと出てきますので乗りたい新幹線を選びます。
商務というのはグリーン車のことです。
私は標準にしました。もちろん普通車のことです(^^) - 最後に自分の選んだ列車が表示されますので、時間や値段を確認します。
- 会員かそうでないかを選んで、
- 支払い方法を選びます。
現金もクレジットカードも色々使えるので便利。 - お金を払って終わりです(⌒ー⌒) グッ!!
実際のチケットはこんな感じ。
自分で座席を指定することはできず、チケットに予め印刷されてありました。
どういう風に割り当てられるかは謎です。
料金は大人片道700元。
ちなみに國光客運バスでしたら、大人片道300元。
所要時間は約3時間ほど。
時間に余裕があれば、バスで行くと半額以下なのでお得です。
國光客運バスの台北駅付近での乗り場については下記をご覧ください。
『高鐵』の乗り方
無事にチケットを買えたら、新幹線に乗りましょう。
・・・ところが、ホームには自由に行けるわけではなく、新幹線の発車時刻20~30分ぐらい前からでないと改札を通れないようです。
ホームは地下にあります。
地下には幾つか改札がありますので、自分の乗る新幹線番号が表示されている改札を利用しましょう。
左端でオレンジのベストを着た方は、係の方です。
私は念の為この方に、チケットをお見せして、中に入っていいか確認しておきました。
改札を通りますと、待合室があって、トイレも近くにありました。
トイレは普通に清潔でしたので、済ませておくと安心ですね(^^)
またコンビニもあります~
新幹線内は飲食禁止というわけではなかったので(実際にご飯を召し上がってる方もいらっしゃいました)、私もここで何か買って朝ご飯を新幹線で食べるのもよかったかなあと思いました。
実際に新幹線に乗るホームは、さらにもう1階下になります。
ここはベンチの数も少ないです。
時間厳守で新幹線がやってきましたよ~
遅延せずに電車に乗れるのってほんとにありがたい。
やっぱり海外ですし、遅延したことでアタフタすることがあっては困りますから。
新幹線の中は清潔で快適でした。
ちゃんとテーブルもあります。
自販機もトイレもあります。
(写真は男性用トイレですが、女性用もありました(^^))
揺れるともなく、これまた予定通り約1時間で、無事に台中駅に到着しました\(^o^)/
高鐵(HSR)新幹線の台中駅→台鐵(TRA)の新鳥日駅まで移動
乗ってきた新幹線はひつこいですが『高鐵』です。
当然、降り立った駅も『高鐵』の台中駅。
次は路線バスに乗るのですが、その前に『高鐵』から『台鐵』に向かいます。
『高鐵』のどこか出口を出て、路線バスに乗ることもできると思いますが、今から紹介する行き方がシンプルでわかりやすいと思います。
また、ここで『台鐵』に向かうなら、台北駅から『台鐵』に乗ればよかったのでは・・・?
という疑問が起きるのですが、さきほども書きましたように『台鐵』の台中駅は、「彩虹眷村」からは離れてるんです。
ということで、台北駅からは『高鐵』に乗って、台中駅で『台鐵』に移動しましょう!
ホームからエスカレーターで下へ下りますと、このような広い空間が広がっています。
『台鐵』は出口3方面のようです。
改札を出たところ。
屋内移動できますので、雨でも暑い日でも歩きやすくていいですね。
少し歩きますと『台鐵』の新鳥日駅への案内があって、間違ってないことがわかり一安心(^^)
コインロッカーもありますので、スーツケースを預けての観光もできますよ。
でも、帰りに荷物を出すのを忘れないでくださいね(^_-)-☆
このコインロッカーの前は、こんな感じになってます。
朝早いのでお店はまだ開いておらず閑散としてますが、帰りに同じところを通ったときは賑やかになってました。
上画像のところを少し歩いて、左側を見てますと、出口の案内が見えてきます。
階段を下りて出口から外に出ましょう。
駅舎を出てすぐのところ。
台鐵(TRA)の新鳥日駅→路線バスで「彩虹眷村」まで移動
では、最後の行程、路線バスに乗ります。
上画像を真っ直ぐ歩いて道路にぶつかったら、左側に白い屋根みたいなのがありますが、この辺りがバス停になってます。
バスは56番または74番に乗りましょう。
どちらのバスに乗っても、9駅目が「彩虹眷村」になります。
一応、バスの路線図を撮ってきましたので、ご参考になさってください。
もしバスがなかなか来なかったらどうしようかと心配しましたが、付近には客待ちしてるタクシーもいらっしゃいましたので何とかなると思います。
私は運よく写真を撮ってる間に、バスがきたのですぐに乗ることができてラッキーでした。
運転手さんに「彩虹眷村」に着くかお聞きしたかったのですが、バス中ほどのドアから乗ってしまい、運転席まで離れていたので、隣にいたお兄さんに「彩虹眷村」の画像をお見せしたら、うんうんと頷いてくださいました(^^♪
あとはGooglemapで自分の位置を確かめつつ、目的のバス停付近で、さきほどのお兄さんを見たら、ここだよみたいにニコッと微笑んでくれたので、止まりますボタンを押して無事に到着できました\(^o^)/
支払いは悠遊カードでできますよ☆
悠遊カードとは、JR東日本のSuicaやJR西日本のICOCAなどと同じICカード。改札でタッチするだけで乗車でき、チャージも可能。ICカード自体は1枚100元。新しく購入したときはチャージ金額は0なので、チャージしてから使用する。万一の紛失に備えて、一度に高額をチャージするより少額をこまめにチャージする方が安心。チャージ残額の返金手続きは台北・市府転運站1Fにある悠遊カードカスタマーセンター(12:00~20:00、土日祝10:00~17:00)で。購入後3ヵ月以内または使用回数5回未満なら返金手数料20元必要(どちらかの条件を満たしている場合の返金手数料は免除される)。残高チェックはMRT駅設置の加値機に置いて「査詢」を選択すれば見られる。
ガイドブックより
降りたバス停の逆側には、「彩虹眷村」らしいバス停がありました。
帰りはここから同じように路線バスに乗って、台鐵(TRA)の新鳥日駅まで戻ることができます。
料金は20元。
ですが!
悠遊カードで支払いをすると、10キロ以内は無料になります。
そして、この10キロ以内というのが適用されて、ここでの支払いはゼロでした\(^o^)/
まとめ
台湾「彩虹眷村」行き方は、ここでご紹介したように、新幹線を利用するのがお手軽で確実だと思います。
下調べしてるときは、不安で行くのを諦めかけたこともあったのですが、それでも「彩虹眷村」に行ってみたい気持ちが勝ってたので勇気を出して行ってみました。
実際に行ってみると、考えてたよりもスムーズでしたし、漢字というので安心感もありました(^^)
「彩虹眷村」はとにかく可愛くて、時間をかけて調べて行ってよかったと思います☆
実際の村の様子は ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ を見てや~(*^▽^*)
応援してもらえると泣いて喜びます。
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