【安い!!】香港のトラム 乗車料金や路線図、乗り方など詳しく解説 香港旅行記vol.9

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香港の観光でトラムを利用して、とても便利でしたので乗車料金や路線図、乗り方など詳しく解説します。

香港のトラムは南側の香港島でしか運行されてません。
南側の香港島を観光されるときは、とても便利なのでぜひご利用ください。

舞

激安やで(*^▽^*)

香港のトラムとは

トラムとは

主に道路上に敷設された軌道(併用軌道)を用いる「路面鉄道」(英: Tram、Tramway、Streetcar、独: Straßenbahn)を走行する電車である。類似のシステムにライトレール、トラムトレイン、ゴムタイヤトラムなども存在する。

Wikipediaより

日本では「路面電車」と呼ばれることが多いですね。
ちなみに、私の住む大阪では「チンチン電車」とも呼ばれています。(電車が発車するときに鳴らすチリンチリンという鈴音が由来)

いずれにしても、電車は1階建てですが、香港のトラムは2階建てです。
これは、世界的にも珍しく、他にはエジプトとイギリスだけだそうです。

香港のトラムは車体がカラフルなのも特徴的。
どれ一つとして同じ絵柄はないそうですよ。
電車マニアでなくても、香港のトラムは見ていて飽きませんでした。

メリットとデメリット

メリット

  • 料金が安い(一律大人2.3ドル、子供1.2ドル)
  • 香港MTRのように改札がないので、変に混雑しない
  • 歩道の横を走っているので、思い付きで乗り降りができる
  • 車体がカラフルで、見ていて楽しい

デメリット

  • 香港の南側にしかない
  • 各駅にしか停車しない
  • 車の渋滞にはまると、トラムも渋滞になる
  • 車体が小さいので、あまり多く乗車できない
  • 停留所が狭い

乗車料金と支払い方法

香港のトラムの乗車料金は上のメリットでも書きましたが、乗車料金は一律大人2.3ドル、子供1.2ドルです。
日本円にして約30円ほどです。

香港は物価が高いのに、トラムだけは激安です。
これは使わない手はないですよね。

香港のトラムの乗車料金の支払いは、運転席の横にある機械に現金を投入するか(お釣りは出ません)、オクトパスカードというチャージ式ICカードを利用します。
オクトパスカードについては、香港ナビさんのサイトが詳しくわかりやすいです。

「オクトパスカード」を使って快適香港観光 | 香港ナビ
「オクトパスカード」を使って快適香港観光。乗り物だけでなく、あらゆるところで使用可能!小銭入れ代わりに気軽に使える、香港での必需品!

下の写真は香港のトラム内に掲示されてあった料金表です。

路線図

香港のトラムは全部で6系統あります。

  • Western Market -- Shau Kei Wan
  • Happy Valley -- Shau Kei Wan
  • Shek Tong Tsui -- North Point
  • Shek Tong Tsui -- Causeway Bay
  • Kennedy Town -- Happy Valley
  • Kennedy Town -- Shau Kei Wan

地図上で表示するとこんな感じ(画像は香港トラムのホームページからお借りしました)

このうち、香港の観光でよく利用するのは、Western Market から Causeway Bay あたりになります。(赤丸と赤丸で囲った間)

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停留所の特徴

香港のトラムは、路面電車のため、一般道にくっついて停留所があります。

下の画像は、車道の真ん中にあるタイプの停留所です。

香港のトラムは東行がEで始まり、西行はWで始まります。
上の画像では、32Wとありますので、西行になります。

自分の現在地と行きたい方向を確認し、東行なのか西行なのかチェックをしましょう。
ただ、少しぐらい間違えても、香港のトラムは、停留所と停留所の間隔がそんなに広くないので、歩いて戻ってもたかが知れてますからそんなに心配は要らないですよ。

香港のトラムの停留所には、路線図も張り出されてあるので、行き先を確認することができます。

乗り方・降り方

  1. 上で紹介したように、自分の行きたい方向を確認し、停留所でトラムを待ちます。
  2. 香港のトラムは、停留所で待っていたら必ず停まります。
    なのでバスのように、乗りますアピールをしなければ通り過ぎていくということはありません。
    来たトラムに乗りましょう。
  3. 香港のトラムは、後ろから乗って前から降ります。
  4. 入り口には、スライドバーがあるので、回してから中に入ります。
  5. 目的の停留所が近づいてきたら、運転手さんの近くに移動しておきましょう。
    それが降りる合図になります。
    降車ボタンはありませんから、いつボタンを押せばいいんだろうという海外あるあるはありません(^^ゞ
    あと、車内アナウンスがありませんので、車窓やスマホのGPSをONにして現在地と目的地を把握しながら降車する頃合いを見計らいましょう。
    もしスマホのGPSを利用するなら、香港空港にある1010でSIMカードを購入しておくと便利です。
    詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。
  6. 支払いをしたら、晴れて降車になります。

注意事項

香港のトラムは2階建てです。
一度は2階席に座って香港の違う景色を楽しんでいただきたいです。
ただ、階段がとても急なので、それだけはご注意ください。

下の画像は香港のトラムの2階席から撮った写真です。
また違った景色が見えると思います(^^)

香港のトラムも日本同様にラッシュ時はかなり混雑しますので、降車するのも一苦労。
タイミングを見計らって運転手さんの近くに移動しましょう。

あと、香港のトラムは窓がいつも全開でした。
私が行ったのは12月でしたので、結構冷えました。
イスがプラスチックですのでそれも冷えの要因の一つだと思います。
夏はきっと冷房ガンガンだと思いますので、冷え対策はなさった方がいいでしょう。

まとめ

香港MTRも便利ですが乗り場までだいぶと地下に潜ります。
駅に着いたと思っても、エスカレーターで地下まで行って、駅構内を歩いて、改札を抜けて、プラットフォームまで歩いて、とかなり時間がかかります。

でも香港のトラムはすぐに乗ることができるので、乗り場はまだかと思うストレスはありませんでした。

個人的には香港のトラムの方が、サッと行動できるので便利だなと思います。
機動力は香港のトラムは満点です。
それに、繰り返しますが、物価高の香港で、とても安く利用できます。

ただ速度はどちらかというとノロノロという表現が似合うので、急ぎのときは使い勝手が悪いですね。
香港のトラムとMTRをうまく使い分けて、香港の観光を楽しみましょう。

応援してもらえると泣いて喜びます。

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